今から70年前、昭和8年建築の島根県浜田市立原井小学校の旧校舎屋根に乗っていた石州来待瓦(J形)を、学校の解体時に有償で引き取り保管しています。6万枚の古瓦は、劣化や損傷が少なく、70%はそのまま再使用できる状態。
昭和8年頃の石州瓦と言えば、粉砕した来待石を釉薬に使い、登り窯で1300度の高温で焼き締められたもの。大きさも坪62枚版で、文字通り石州瓦の原形。非常に固く、叩くとトーンの高い金属音が特徴。天然の来待釉薬が、光沢を落とした落ち着きのある赤褐色系の色調を表現しています。
『伝統製法で作られた当時の石州瓦は貴重で廃棄するには忍びない。独特の風合いを現代の建築に活かしたい』
当社の社長、木村博紀は、この6万枚の石州来待古瓦を、古民家再生や店舗、さらには現代建築にも活かしたいと語っています。
 |
解体される前の原井小学校 |
| |
 |
| 原井小学校の屋根に葺かれていた石州来待古瓦 |
|